近年は高齢化も進みましたので、還暦だけでなく卒寿や白寿といったお祝いも一般的になってきました。
身内の人間だけでなく、お世話になった方などにも送ると喜ばれるでしょう。お誕生日の前に、書きたいメッセージを決めておきましょう。
目次
61歳 還暦(かんれき)生まれた年の干支にもどることから。(満60歳、数え61歳で祝います)
70歳 古稀 (こき)唐の詩人・杜甫の「人生七十古来稀なり」に由来。
77歳 喜寿(きじゅ)「喜」の崩し字の、七を3つ重ねた形から。
80歳 傘寿(さんじゅ)「傘」の崩し字の、八と十を重ねた形から。
88歳 米寿(べいじゅ)「米」の字崩すと、八、十、八に分かれるので。
90歳 卒寿(そつじゅ)「卒」のくずし字「卆」が九十と読めることに由来。
99歳 白寿(はくじゅ)「百」から横線の「一」を取ると「白」になるため。
身内の人間の場合は、言葉も形式張ったものでなくて構いませんが、普段の感謝などの言葉も入れてみると良いでしょう。
おじいちゃんへ。還暦おめでとう。
いつも遊んでくれてありがとう。
いつまでも元気で長生きしてください。
お父さんへ。喜寿のお祝い申し上げます。
これからはお父さんにもっと親孝行できるよう頑張ります。
お元気で長生きして下さい。
お母さんへ。傘寿のお祝い申し上げます。
幼い頃に何度も絵本を読んでくれた記憶が懐かしいです。
私ももう孫を授かる歳になりました。
今後も元気でいてくれますようお祈り申し上げます。
身内以外の方へは、もちろん敬語もきちんとしなければなりません。
○○様へ
つつがなく還暦を迎えられましたことを心よりお慶び申し上げます。
いつもお元気な姿を見て、私も元気を貰っております。
いつまでもお健やかでいらっしゃいますよう、お祈り申し上げます
○○様へ
謹んで喜寿のお祝いを申し上げます。
これからもお体を大切に、お元気でいらっしゃってください。
またお会いできる日を楽しみにしております。
○○様へ
還暦おめでとうございます。
これから先、まだまだ新しい人生が続きますね
ますます精力的で若々しい○○さんでいて下さい。
どうぞこれからもお体を大切に、いつまでもお元気でいてくださいね。
長寿祝いは、節目を迎えた誕生日に送ってこれからも元気でいてくれることをお祈りしましょう。小さな頃に遊んでもらったおじいちゃんやおばあちゃん、そして今なお現役で働いている自分の両親や親戚の叔父、叔母、そして知人など送る相手は様々です。自分も歳を重ねた分だけ、相手の方も歳を重ねられてますが、これからも元気で自分たちを見守ってくれるように健康をお祈りしましょう。プレゼントの品物と一緒に送っても喜ばれることでしょう。